SUBLUE 水中スクーターは一般的なダイビング機材と同様に「海水・淡水での使用にかかわらず、真水で洗って十分に乾かす」ことが重要となります。 この工程を怠り、一晩放置した場合でも劣化が進みサビや可動部内の塩の結晶化による固着、汚れや異物の混入により動作不良を起こすことがあります。
ご利用後のメンテナンスポイントをご紹介します!
その1「真水での洗浄!」 ご利用後はなるべく早く真水で本体を洗ってください。 また、1日使い終わった後は、本体をお風呂場などで浸け置きを30分以上行ってください。その後、水の中でモーターを3~5秒間程度動作させて、これを5~10回繰り返してくださいて、本体およびプロペラの洗浄を行なってください。(ぬるま湯だとより海水成分等を落とせるのでおすすめです) その後、SUBLUE WHITESHARK MIX / MIX PRO / Navbow+ / Seabow はモーター箇所の分解を行い、パーツをクリーニングしてください。
30分以上、ぬるま湯に浸けてください。
ぬるま湯煮付けた後、モーターを3~5秒間程度動作させます。これを5~10回繰り返し、モーター内部に入り込んだで滞留している海水や砂などをはき出します。
ローター部分に海水が残っている場合は、こちらも真水(ぬるま湯)で洗ってください。
DRAFTJS_BLOCK_KEY:d309g30分以上、ぬるま湯に浸けてください。
※必ず真水を使用いただき、海水では洗浄しないでください。 ※洗剤やクリーナーなどは利用されないようにお願いいたします。 ※上位モデルの Navbow+ / Seabow は、スマホアプリと接続することで、水中で自動クリーニングを行う機能がありますのでご利用ください。
< 分解方法 > SUBLUE WHITESHARK MIX / MIX PRO クリーニング・モーターの取り外し方 動画解説
SUBLUE Navbow+ / Seabow モーターの取り外し方 動画解説
< SUBLUE Navbow+ / Seabow の注意点 > フロントカバーが硬くてうまく取り外せない場合は下記の画像をご参考ください。
ローターを取り付け時の注意があります。ローターは強力な磁石でモーターへ固定する仕組みとなっております。 取り付けるときに下記の写真の箇所で指を離すと、磁力の勢いでモーターに叩きつけられるように勢いでぶつかり、ローターとモーター側に負荷がかかり破損の原因となります。 取り付けの際は静かに取り付けいただくようお願いいたします。
ローター破損事例:取り付け時に負担がかかったことでローター後部が浮いて破損している状態
プロペラとローターの間に設置しておりますプラスチックパッドについて、取付向きがございます。 下記をご参考いただき、正しい取付向きでのご利用をお願いいたします。
< SUBLUE WHITESHARK Tiniのクリーニング方法 > ご利用後のクリーニング方法につきましては、下記をご参考ください。
SUBLUE WHITESHARK Tini ご利用後のクリーニング方法 https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_210804_001/
その2「十分な乾燥!」 バッテリーとバッテリーカバーを外した状態でしっかり乾かしてください。 ローター部分が分解可能な機種はローター部分の分解を行い乾燥させてください。
水気は清潔なタオルで拭いていただき、機体内部にも水が残らないように軽く振ったり、角度を変えて水抜きを行なってください。
モーター内部の水を抜くために機種ごとに下記を推奨いたします。
「SUBLUE WHITESHARK MIX / MIX PROの水抜きポイント」 ローター分解後、本体の頭が下に向くようにして、モーター内部の水が落ちるようにしばらく乾かしてください、その後は頭が上を向くようにして乾かしてください。
「SUBLUE Navbow+ / Seabow の水抜きポイント」 ローター分解後、本体の頭が上を向くようにして、モーター内部の水が落ちるようにしばらく乾かしてください、その後は頭が下を向くようにして乾かしてください。
バッテリー端子部分に海水成分が残っていると錆や緑青になりますので、エアダスターで水滴を飛ばした上で、清潔な布でしっかり拭いてください。
乾燥の際は直射日光は避けてください。バッテリー以外は浴室乾燥でしっかり乾かしていただくこともお勧めです。
その3「グリスメンテナンス!」 乾燥後は、プロペラ部分
の回転による摩擦や摩耗の軽減およびの潤滑。また、錆を抑制するため、必要箇所にグリスを適量塗りましょう。(SUBLUE WHITESHARK MIXシリーズ/SUBLUE Seabow/Sublue Navbow+)
綿棒などを利用して薄く塗ります。(塗りすぎにご注意ください。)
SUBLUE メンテナンスに使用するグリス類 https://sekido-rc.com/blog/technical/faw_200903_001/
その4「適切なバッテリー管理!」 バッテリーについても端子部分にサビ(緑青)が見られる場合、濡れたままもしくは海水成分が付着したままでの保管、湿気の多い環境にバッテリーがあったことで発生する腐食現象が原因となりますのでご注意ください。
バッテリーに緑色の汚れがある場合はどうしたら良いですか? https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_191010_007/
また、バッテリーへ衝撃を与えたり、高温環境下での充電や保管、電池残量のない状態での長期間放置、満充電状態での保管は劣化の原因となります。 劣化が進むと膨張や破損原因となります。膨らんでいる場合はバッテリー交換時期となりますので無理に使用せずに新しいバッテリーをご利用ください。
SUBLUE バッテリーの保管方法は?
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_191010_006/
その5「保管方法!」
前述の通り十分に乾燥をして、グリスメンテナンスをしてから保管をしてください。機器内部にカビが生えることを防ぐため、またバッテリーの動作及び残量確認のため少なくとも1ヶ月に1回は10秒前後の運転をしてください。 また、長期的にご利用予定がない場合、サビを抑制するスプレー「WD-40」をモーター内部に吹き付けていただくことで保管中のサビを抑制します。 保管時は乾燥剤などを入れていただくことをお勧めいたします。
以上が、メンテナンスポイントです! ぜひ適切なメンテナンスで、長くご愛用ください!
そのほか製品についてのよくあるご質問は下記からご確認いただけます。
<参考リンク> SUBLUE 製品よくあるご質問 https://sekido-rc.com/blog/maker/faq_sublue/
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